受験応援&day of college

【高難度の】模試で数国偏差値80越から

大学受験❸ 長期休みで開花する

[はじめに]

 今回は、主に夏休みと冬休みに劇的に学力を上げるコツを紹介したいと思います。

自分は中学3年の夏休みに偏差値を65→75にし、高校3年生の夏休みにも一気に学力を上げることで周りに差をつけることができました。

 

前回の記事で受験において大切な時期は9〜12月と言いましたが、当然のごとく特に夏休みは受験生の未来を決定づける大きな要素です。大学受験生は、夏休み最後あたりの模試、夏休み明けの模試の成績で面談が行われ、第一志望校を本当に目指すのかを決定します。この辺りで塾に通っている人は選抜クラスなどに入らないとほぼ合格は難しいと言ってもいいでしょう。

実は夏休み明けに自分の志望校のレベルを低くする人も多いです。また、過去問をやり始めるこの時に基礎ができていなかったり、無理に志望校のレベルを下げずに結局手の届かないレベルの問題を無駄に解いてしまったり、、、

 

夏休みは第一志望校への挑戦権をかけた戦いと言っても過言ではありません

 

 

[僕の夏休みの過ごし方(勉強内容とコツは次の欄)]

ここから僕の夏休みの過ごし方を体験に基づいて話したいと思います。

7:00起床   起きた瞬間に勉強を始めます。自分の感覚では7時にキチンと起きれた日は気持ちよく1日あたり12時間勉強できるな、というイメージです。1日の勉強時間でいうと1日15時間以上勉強すると次の日に疲労を持ち越し、さらにできて10時間しか勉強ができなります笑 ここは自分の体と相談してください。ただ東大余裕、と言える人以外は絶対的な勉強量は必要なので1日9時間以下だとあいつ落ちるなって感覚です。(自分なりの云々で1日8時間の奴はみんな落ちました笑)

よく試験時刻の3時間前には起床すると集中力が上昇していてちょうどいいと言われます。大学受験は試験開始時刻が遅いので7時起きで十分と判断しました。

 

7:00〜11:30勉強(途中休憩30分)  朝って想像以上に集中できます。自分はスマホのライトを見た瞬間に集中力が落ちる気がしました。起床後の2時間が一番集中できるので2時間勉強して休んで、、、というリズムです。

 

11:30〜13:00お昼休憩  今考えるとこんなに休んでたんだって感じです。自分の中ではほんとにゆっくり休む時間で、家族と会話したりしていました。(ここでのコミュニケーションが脳にとってちょうどいい刺激だったと思います)ここのタイミングで自分は当時通っていた塾に移動しました。ここでは自宅から塾までの移動中や食休みに際に暗記系のものを少しづつこなしていました。毎日隙間時間20分を30日やると10時間の勉強です(1日分増えた!笑)

 

13:00〜22:00勉強(18:00くらいに一回コンビニへ)

ここのタイミングが大本番ですかね。自分は大手の塾だけれど校舎自体は都心の人数の多くないところに行っていました。夏休みは講習があったとしても常に教室が満席なわけではありません。中学の時も高校の時も何食わぬ顔で教室を一人で使っていました。ちょくちょくバイトで来ている先生が調子を見に来てくれていたのがちょうどいい息抜きになっていたと思います。なぜ一回コンビニに行くのか、最初に買っておけば十分と思うかもしれませんが脳が疲れた時に外を歩くのはとても効果的です。塾が閉まるまで自習していることは一つの大きなモチベーションになっていたと思います。

 

22:00〜23:30帰宅と夕食   夕食をこの時間にとっても脳は疲れているのでぐっすり眠れます。家族との会話や塾の帰りに友達と話したりなど二度目の息抜きです。ふつーに夜は自分に甘くテレビを見たりしましたがいいストレス発散にもなりました。

 

23:30〜24:00本日の復習と少しの暗記  最後のこの時間は一つのポイントで、疲れている脳で何か新しいことを学ぶよりその日に学んだことを最大限次に活かそうと思っていました。

 

[勉強の組み立て方]

さてここが本題です。スケジュールも大切ですが、勉強の組み立て方で学力の伸び方は大きく違って行きます。

 

1、数学

当然のように自分の圧倒的な得意科目から話します。まあ中学生の時はほぼ勉強しなくても早慶の模試で偏差値75は切りませんでしたが。(というかほぼ満点)数学は自分としては最も頭を使う科目だと思います。つまり自分としては一番集中できるタイミングに勉強します。そのタイミングはというと、上のスケジュールでいうと、朝の9:30〜11:30と昼食後目が覚めてくる17:00〜18:00です。自分は基礎(公式やパターン系)はできていたので応用問題を解いていました。前に記事のとうり、わからなくても悩み続ける、というスタンスです(過去問じゃないので夜に答え見ました)

 

2、英語

なんでこの科目だけなの?と、思うかもしれませんが、英語が受験において最も重要であり、英語が最も自分の中で伸びた科目だからです。まず一つの大きな大きなポイントは音読です。

今、この音読、という勉強法を馬鹿にしたあなたは有名進学校ではないことが確定しました。というのも、多くの進学校で音読は重視されています。センターの発音対策以外にも読むスピードの上昇、総合的な英語力も上がります。(英語が苦手だった僕が実践して驚愕しました)

そして二つ目は単語帳を使わないことです僕は単語帳を覚えようとしてもなかなか覚えられず、夏前は単語テストは毎回30点中6点とかでした。しかし、毎日早慶以上のレベルの問題を読み、わからなかった単語を書き出すという勉強をしたところ、夏休み後の単語テストはほぼ毎回満点どころか留学していた友達の知らない単語まで知っているようになり、単語力によるアドバンテージを得るまでになりました。(ここで僕が単語を書き続けた紙は30枚くらいになりました)

勉強のタイミングは朝起きてすぐと昼食後、夜のタイミングです。ポイントは1日の間に何回も分けて勉強することです。

僕は上記の二つを組み合わせて

早慶の中でも長めの文章を1日2つ解く

わからなかった単語を書き出し、3回は音読

寝る前、起きた後にわからなかった単語集を音読

起きた後に前日の文章を3回音読                これで完璧です。

 

3、国語

この科目も得意でしたが、夏に何か、、というイメージはありません。逆に、英語と数学が重要すぎるので時間を取られないようにしないといけません。

やるなら現代文の文章を毎日続けて1つ、あとはセンター古漢の知識貯め、くらいですかね

 

4、社会

何をするにしても知識は絶対的に必要です。特に世界史と日本史は夏休み明けに記述問題等で知識がついているのは当たり前、という状況になります。

この時期に歴史科目の全範囲がたとえ自学だとしても終わってないのであれば相当絶望的です。

この時期にオススメなのはセンター社会の問題を知識確認の問題集として解くというものです。この時期にセンター社会をほぼ完成させるのはある意味有名なことでこの時期に9割を取れるようになると圧倒的に得です。センターレベルはなんども言いますが努力すれば誰でも高得点を取れる可能性があるので、成長を実感できると思います。

 

[まとめ]

以上が夏休みにライバルに差をつける方法です。めんどくさそうに見えるかもしれませんが始めてみると習慣化し、この習慣は夏休みが開けても活きるものです。本当に夏が開けるとクラスメイトの成長の差を感じることが多いです。勝負の夏は勝負の夏です。夏の成長の手助けになればと思います。